「記憶色」という言葉を聞いたことはありますか?
記憶色とは、忠実でなくとも人が「イメージ」している色の事をいいます。
例えば新緑の緑の葉があります。
これをある人は『黄緑色』のように記憶やイメージで認識している人もいます。
これはその人にとって黄緑色の方が綺麗だと認識していたりすると起こります
または新緑の景色を幻想的なものとつなげて記憶しているとこのように思い込んで見えてしまっていることもあります
これを写真や映像で活用すると色を忠実に再現せずに、あえて意図的に色味を変えて『より幻想的な写真や映像を表現したり』
映画などでは主人公にとって辛いシーンや感情的に暗いシーンで『あえて彩度を落として暗い心境を表現する』といった方法があります。
色だけでも色々な表現方法があってカメラは奥が深いですね。