前回のブログに続き、カメラを選ぶ上で重要な要素であるセンサーサイズについて解説します。
これさえ読めば、もうカメラ選びで迷うことはもうありません!理想の一台がきっと見つかります。
では早速見ていきましょう。
センサーサイズによって切り取れる範囲が違うということを前回のブログで言いましたが、実際にどういうことかというと
、同じ焦点距離のレンズを使用したと仮定して、同じ場所から同じ距離ににある被写体にカメラを向けたとします。
今回の場合は大阪城に向かって同じ場所から同じmm数のレンズで、フルサイズ・APS-C・マイクロフォーサーズ、それぞれのカメラで撮影した際の被写体の写る範囲はこうなります↓
フルサイズ・APS-C・マイクロフォーサーズそれぞれのセンサーサイズは↓
ご覧の通りセンサーサイズが小さいカメラほど被写体が大きく写ることがわかります。
これはどういうことかと言うと、フルサイズのセンサーで写る範囲に対して、APS-C・マイクロフォーサーズそれぞれのセンサーが小さい分、捉えられる範囲が狭くなってくる(なので被写体は大きく拡大される)というわけなのです。
センサーが捉えてる箇所を引き伸ばしてるイメージ↓
遠くのものを撮る場合には、APS-C・マイクロフォーサーズの方が有利ですが、センサーが小さい分レンズから入ってくる光を捉える範囲が狭いため、暗い場所での撮影ではノイズがのりやすくなります。
また、被写体との距離を物理的にとれない場所での撮影では狭い画になりがちです。
じゃあフルサイズの方がいいじゃん!ってなると思うんですが、確かにフルサイズは暗い場所での撮影でもノイズはのりにくく、狭い空間でも広い画づくりができます。
しかし、フルサイズのカメラとレンズは大きく高価なものが多いです。(もちろん写りはいいですが)
初めてカメラを買うという方は、マイクロフォーサーズでは物足らないかもですしフルサイズは高価すぎるのでAPS-Cのカメラがいいと思います。性能的にも十分ですし。
APS-Cのカメラで練習してフルサイズへステップアップしてください。
APS-Cカメラのオススメ↓