前回のブログに続き、ポジションとアングルの写真に与える効果を見ていきましょう!
カメラのポジションやアングルが変わればレンズの画角が同じでも無限のバリエーションで撮影を行うことができ、これが作品のオリジナリティーにつながっていきます。
アングルは手元で簡単に変えられますがポジションは体全体を使う必要があるため、はじめはポジションの変化を意識することが重要です。
ポジションは作品の世界観、アングルは雰囲気や関係性を表現するのに有効です。
構図とも密接にかかわります。
まずはポジションやアングルがどのような効果を生むのかを確認していきましょう!
【ポジション】
子供や虫の視点を表現する!
・ローポジション
虫や小動物から見たような非日常の意外性のある世界観を表せます。地面すれすれから10センチくらいの高さで撮影すると効果的です。
・ウエストレベル
子供の進展から見た世界観。
ローポビションほど劇的な変化はありませんが、被写体に一歩踏み込んだような主観的なイメージになります。
・アイレベル
普段と同じ視点となるため良くいえば安心感を与えられますか、客観性が強まるため感動を伝えるには他に工夫が必要になります。
【アングル】
遠近感や奥行きの感じ方が変わる!
・ローアングル
カメラを上に向けるため、空が多く入って開放感を表現しやすいアングルです。人や動物に対しては尊敬のイメージとなります。
・水平アングル
いつもの視点なので写真に安心感を出せます。被写体との関係も対等であるイメージをつけやすいアングルです。
ポジションを工夫して変化をつけて撮影することが使いこなしのカギです!
・ハイアングル
地面の写る範囲が広がり、奥行きが出やすいアングルです。俯瞰気味に角度をつけると観察している視点になります。人や動物に対しては撮影者の優位性を写真に含められます。
同じ場所からの撮影でも、高さや角度が違うだけで写真から受け取る印象が変わるのです!!