前回のブログに続き、 写真の記録できる原理を掘り下げてみることにしましょう。
デジタルカメラの心臓部とも言えるのがイメージセンサーです。
イメージセンサーの表面は光を電気信号に換えるための極小の部屋 がいくつも並んでおり、カメラのスペックに「2400万画素」 とある場合はイメージセンサー上に2400万個もの部屋が並んで いることを意味します。
それぞれの部屋(画素)には、光を電気信号として記録する『 フォトダイオード』、光を分解して色を判断する『 カラーフィルター』、光をフォトダイオードに届ける『 マイクロレンズ』と、光や色を正確に記録するための工夫が施されているのです。
ここで変換された膨大な数の信号がカメラ内で1つにまとまること で1枚の写真が作られます。

光を電気信号に変換するフォトダイオードは光の強弱の判断はでき ますが、色を判断することはできません。 そこで光の三原色である赤(R)緑(G)青(B) のカラーフィルターを画素ごとに並べることでカメラは色の情報を 得ています。定番の配列がベイヤー配列で、 多くのカメラに採用されています。
光を画素で受け止めて画像が出来上がるのです!