前回のブログに続き、あえて主題になりそうな被写体をぼかし、独自の表現を探ってみても良いでしょう。
例えば、奥の被写体にピントを合わせて、主題となり得る被写体をあえてぼかすという撮り方も大口径レンズならでは。
輪郭がぼやけるように写すことで、見る人の想像をかきたてるような写真を撮ることもできます。
輪郭がとけすぎない程度にぼかすことで、すりガラスでのぞいたような雰囲気になります。
奥にピントを合わせて想像性を高める
手前にピントを合わせると文字がたくさんある看板のイメージが強くなってしまいます。
奥にピントを合わせると手前は適度にぼけてくれて、「どんなことが書いているのかな?」という想像力が働く写真になります!
大口径レンズは被写界深度が浅く、特に近接撮影では1〜2cmの範囲しかシャープに写らない場合もあるため
ピント合わせは慎重に合わせましょう!