前回のブログに続き、
写真の仕上がり設定は例えばキャノンなら「ピクチャースタイル」という項目で決めます。
仕上がり設定にはスタンダード、風景、ポートレートなどのプリセットがあり
メーカーの求める色の傾向やコントラストなどの絵作りの考え方を強く反映した秘伝のレシピとも言えます。
スタンダード
カメラメーカーの最も基本的な絵作りが反映された汎用性の高い設定。
まずはこれを使っていればほとんどのシーンで変な結果にはなりません。
風景
彩度やコントラストが強くつき、メリハリのある仕上がりになります。
特に青色が鮮やかになるため晴れた日に使いやすいです。
ポートレート
人物の肌色の赤みが増して明るくなることで血色がよく見えます。
シャープさもマイルドになることが多く、ソフトな描写で女性や子どもの撮影に使いやすい設定です。
モノクロ
カラー情報を排除してモノクロで記録するモード。
写真の雰囲気を大きく変えられますがJPEGデータからはカラーには戻せないので慎重に使いましょう。
シーンごとに名前が付いていますが、自分の好みに合えば人物撮影時に風景モードで撮影しても問題はありません!