前回のブログに続き
三脚のスペックの読み方について見てきましょう。
全高
三脚を目一杯伸ばしたときの高さ。
最大まで伸ばすと不安定なため少し縮めて使うことも想定してある程度余裕をもった高さがあると安心です。
150〜160cm以上あると多くのシーンで使いやすいです。
最低高
1番低くしたときの三脚の高さで、低いほどローポジションでの撮影には便利。
低くする場合はセンターポールの引き抜きなどが必要なため
ローポジション使用時のセッティングのしやすさにも注目しましょう。
縮長
縮めたときの長さで持ち運びやすさに直結します。
カメラリュックに取り付けるなら40〜50cm程度のものがおすすめ。
飛行機に機内持ち込みをするなら60cm以下でなければいけません。
(航空会社のルールによります)
質量
徒歩や電車での移動なら2kg以下が疲れにくくておすすめですが
重いほどカメラは安定するため体力のある人や車での移動がメインの人なら3kg以上のしっかりしたものを使っても良いです。
耐荷質量
カメラを安定して取り付けられる目安となる最大の質量を示します。
多くの三脚では5kg以上となっており
よほど重量級のレンズやカメラを使わない限り最初はあまり気にしなくても大丈夫です。
段数
脚部を何段で収納するかを示します。4段または3段が主流で
段数が少ない方が安定しますが縮長が長くなります。移動が多いなら4段
少なければ3段が使いやすいでしょう。
中には5段のものもあります!