前回のブログに続き、撮影後にデジタル補正が簡単にできるようになった今でも
カメラに入る前の段階で光の状態をコントロールできるレンズフィルターには大きなメリットがあります。
様々な効果を持つフィルターがあるため、それぞれの機能を理解して必要なものからそろえましょう。
一般的にはNDフィルターとらPLフィルターの使用機会が多くなるはずです。
NDフィルター
減光フィルターともいい、レンズに入る光の量を減らす役割を持ちます。
NDフィルターなら絞らなくてもスローシャッター撮影ができます。
クロスフィルター
表面に細い溝が掘ってあるフィルターで、点光源の周りに光条を出せます。
溝の種類によって4本や6本など光条の出方が変わります。
PLフィルター
円偏光フィルターともいい、光の反射を抑えたり
青空をより青くすることのできるフィルターです。
風景写真で特に活躍します。
ソフトフィルター
表面に微細な凹凸があるフィルターで
すりガラスを通したような柔らかな描写が可能。
星の輪郭をにじませるときにも使えます。
保護フィルター
特殊機能がないフィルターで、レンズ前玉保護に使います。
反射防止用にコーティングされたフィルターなら画質低下も気になりません。
最近は保護フィルターを中心に防汚や橃水コーティングされた手入れが楽なフィルターも出ています。
フィルターは常にきれいにしておき画質低下を防ぎましょう!